声優で歌手の内田真礼が試合前にセレモニアルピッチを行った。プライベートでも球場に足を運ぶ熱心なソフトバンクファンの内田にとって、「ファンとしていつも見守っていたので、いつか投げてみたいと思っていた。ホークスの主催試合でヤフオクドームでやれればと思っていたので、夢みたいですね」という念願の初投球だった。

内田は紺地にピンクのラインが入ったホークス80周年のレディースユニホームに白のスカート姿で登場。捕手はファンになったきっかけでもある、新垣渚氏が務めた。ゆったりとした投球フォームから、ボールはバウンドしながらも真っすぐに新垣氏の元へ。ナイスピッチに大きな拍手が起こり、内田も全身で喜びを表した。投球を振り返り「(スタンドから見るのとは)全然違っていて、足元がフワフワしていることに動揺を隠せなかった。でも意外と暖かい雰囲気でした。真っすぐに行ったのだけが良かった。届かなかったので再チャレンジしたい」と話した。

「普段は普通にタカガールです」という内田はホークス愛の深さを示すエピソードも明かした。前日にはグッズショップに足を運び「袋で両手がいっぱいになるくらい買いました」。スタッフや球団を通じてグッズをもらうのではなく「自分でお店に行って『中村晃の打撃職人グッズはどこですか』とか聞いて買います。そこも含めて楽しい」と笑顔をこらえ切れない様子で話した。

現在ソフトバンクは首位西武を追う立場だ。内田は「強いホークスが見たい。CSもあるので、10月まで楽しみですね」。すでに今季中も残りゲームのうち2試合ほどを観戦予定だといい、逆転優勝を願っていた。