DeNAがヤクルト戦今季初のカード勝ち越しを決めた。

初回に先制を許すも、直後に宮崎、筒香の適時打などで3点を奪い逆転。1点差に迫られて迎えた5回には、2死一、三塁から嶺井が5号3ランを右翼席に運び、突き放した。

先発平良は山田に2発を浴びながらも5回を3失点にまとめる粘投。6回から5投手でつなぎ、ヤクルトの反撃をかわした。

アレックス・ラミレス監督は「それぞれが勝利のためにプレーしてくれた。チーム一体の勝利だと思う」と笑顔。「沖縄の2人のコンビネーションが非常によかった」と、3勝目を挙げた平良、貴重な1発を放った嶺井の沖縄出身バッテリーの頑張りに目を細めた。

6回からの4イニングを無失点でつないだリリーフ陣も「よくやってくれた」と評価。6回に三嶋→エスコバーと2人をつぎ込んだ継投については「三嶋は昨日も2イニングを投げて、かなり使っている。今日は三嶋、エスコバーそれぞれ打者4人くらいと考えていた。うちのベストのリリーバー。本当によくやってくれている」と話した。