目指す1軍マウンドへ、着実に進んでいる。阪神浜地真澄投手(20)がウエスタン・リーグのオリックス戦(鳴尾浜)に2番手で登板し、5イニングを3安打無失点に封じ、3勝目をあげた。

「『抑えたい』という気持ちを強く持ちすぎず、自分のフォームを意識しました」。先発藤浪からバトンを受けてマウンドへ。金本監督が視察する中、平然とした表情で71球を投げ込んだ。

金本監督が「素晴らしいな」と褒めれば、矢野2軍監督は「変化球でカウントが取れれば、もっと真っすぐも生きる」と高評価。さらに「真っすぐの質は1軍に行っても通用する。今年のうちに上で投げるチャンスがあるかもしれない。そこに目標を定めてやってほしい」と大きく期待を込めた。高橋2軍投手コーチも「投球がクレバー」と話すほど。ただ5イニング目には球威が落ちたため「足りないのは球数を投げるスタミナ」と課題も口にした。

それでも今季は2軍戦7試合で24回1/3を投げ、防御率0・00。「いつも通りを心掛けて投げてます。変化球もコントロールできるようになって、形になってきた」と手応えを口にする。同期入団の才木は、一足先に1軍戦力として5勝をマーク。浜地も負けじと続いていく。【真柴健】

◆浜地真澄(はまち・ますみ)1998年(平10)5月25日生まれ、福岡県出身。福岡大大濠から16年ドラフト4位で阪神入団。昨季は2軍戦6試合に登板し1勝1敗。今季は7試合3勝0敗1セーブ、防御率0・00。185センチ、89キロ。右投げ右打ち。