日本ハム杉浦稔大投手が、山賊打線に待ったをかける好投を見せた。

1回に1死一、二塁と得点圏に走者を許すも、栗山を空振り三振に切ってピンチを断った。2点リードの5回先頭からは、森に右越え二塁打を許す。今季最多の球数72球を超えたが、この回も無失点で切り抜けた。5回を3安打無失点、粘投80球で降板した。

7月21日ソフトバンク戦での今季初白星以来、2試合ぶりの2勝目へ、託された舞台で応えた。「最初は調子が良くなかったんですけど、鶴岡さんのリードとバックの守りに助けられながら投げさせてもらいました。どんな形でも粘り強く、アウトを重ねることだけを意識していました。試合前に石井さんが『セレモニーの前に胴上げ見たくないよ』と言っていたので、ゲームを壊さないよう1人1人集中して投げました」という気合を存分に発揮した。