阪神矢野燿大新監督が国内FA権を今季初取得見込みの上本に残留を要請した。「あれだけのスピードと、小さいけれど意外性のパンチ力と、バッティングのパフォーマンスというのはね。オレも今年ファームで走ったけど、スピード感とか躍動感は上本にすごくあるところ。使う側としては、そういう選手がいてくれるのはすごくありがたい。チームにとってはすごく必要なタイプだから」。

矢野新監督の一問一答は以下の通り。

-今日は鳴尾浜を訪問

ポン(上本)はちょっと早めにね。監督としての思いと、いちプレーヤーというか、野球界の先輩としてっていうのは両方あるから。ウソつくことは何もないから、こう思うし、こうやというのは伝えた。

-監督としてはもちろん残ってほしい

オレも捕手をやっていたけど、走るって目に見えないプラスがすごくある。盗塁1個とか塁1個だったり、結果的に何も行動を起こしていなくても、何かやられるかもしれないというだけで違う。そういうのが上本にはある。そういう話をした。監督としては残ってほしい、ということは伝えた。最終的な考えは上本自身がね。こうしておけば良かったとかあるけど、ちょっとでも減らせるように。

-新外国人選手の調査も難しい

ええの探してこいや(笑い)。みんなでやったらいいヤツ来るかもしれへんやんか。渡米しないと? 各社のお金で阪神を強くするという企画をして、みんなの中でこれやっていう選手を。そうしたら悪く書かれへんやろ?(笑い)。どこの球団もそうだけど外国人選手(の成績)はチームのその年を左右するから。

-明日は甲子園に?

スケジュール的には明日休みやろ? 鳴尾浜も休みやろ? 自由にさせてくれや(笑い)。大変やってんから、激動やぞホンマ(笑い)。