阪神飯田優也投手(27)が26日、兵庫県西宮市の球団事務所で契約交渉に臨み、100万円ダウンの年俸1900万円で更改した。

今季は7月にソフトバンクからトレードで加入。移籍後初先発初登板となった8月26日の巨人戦では、3回4失点と結果を残せなかった。今季はソフトバンクでの1試合と合わせ、登板機会は2試合だけ。「何もできず、プロに入ってから一番悔しいシーズンだった。(巨人戦は)意気込んだが、いい投球ができなかった。あの1試合で(チャンスを)つかむことができなかった」と厳しい表情で振り返った。

プロ7年目となる来季に向け、背水の決意を見せた。「身を粉にして投げたい。50~60試合投げないと戦力になれていないと思う。勝負をかけて、がんばりたい」。今後は沖縄での自主トレなどで体を作り、来年2月1日のキャンプインに万全の状態で迎える考えだ。(金額は推定)