巨人菅野が、栄光の「18」に決意を示した。最多勝、最優秀防御率、最多奪三振のタイトルに加え、沢村賞とベストナインを受賞。来季から背番号が19から18へと変更されることに「18番をつけるからには自分の番号にしたい」。球史に残る投手たちが背負ってきた伝統の数字。その重圧に「いろいろな葛藤がありました」と口にした。それでも「みんな、僕につけてほしいと言ってくれたので、一番背中を押されました」と踏み出す決意をした。

自らの幼少期のエースは上原。背番号19への憧れは強かった。だが、歴史の深い番号を背負うことに「野球人口も減っている中、巨人の18番といったら菅野と思ってもらえるように。ベタですけど、そういう活躍をしていきたい」とエースナンバーの輝きを深める覚悟がある。来年の開幕投手も内定。誰もが憧れる「18」になる。