日本ハム清宮幸太郎内野手(19)が29日、札幌市内の球団事務所で初の契約更改に臨んだ。300万円増の推定1800万円で一発サイン。「数字よりもリーグ優勝、日本一に貢献できる選手になるのが一番」と、来季の目標を口にした。

ルーキーイヤーの今季は53試合に出場し、7本塁打を含む32安打、18打点。2月の春季キャンプ直前に右手骨折、開幕直前にも「限局性腹膜炎」で入院するなど出遅れたが、デビュー戦から7試合連続安打、8月26日楽天戦(札幌ドーム)では88年立浪(中日)以来史上2人目となる高卒新人での2試合連続猛打賞など抜群のポテンシャルを見せた。

通算打率は2割ちょうど。来季は確実性が課題となる。「今年の成績には全然、満足していない。もっとスケールの大きいことを、来季はできれば」と飛躍を期した。