来季9年目を迎える日本ハム斎藤佑樹投手(30)が30日、札幌市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、6年連続のダウン提示を冷静に受け止めた。

復活を期した今季だったが、わずか3試合の登板にとどまり、0勝1敗、防御率7・27と不本意な結果に終わった。「結果としてまったく納得のいく数字ではなかったけど、こうしてチャンスをいただけたので、1勝でも1イニングでも多く、球団に恩返しがしたい」と決意をにじませた。

前日には早大時代のチームメート福井の、楽天へのトレード移籍が発表された。西武大石を含め、大学球界を沸かせた“早大ドラ1トリオ”がパ・リーグに3人そろうことに。「いい機会。福井にとっても、僕らにとっても、刺激になれば」と活躍を期した。