ソフトバンク工藤監督がリーグV奪回からの3年連続日本一に向け、現有戦力の底上げに力を入れる考えを明かした。2日は神宮室内練習場で行われた「チャリティー・キッズ・ベースボールスクール2018」(二十一世紀倶楽部主催)で、少年野球チームに所属する120人の小学生を指導した。

西武から浅村を獲得した楽天など他球団の補強について問われ、「いろんなチームがいれば、いろんな補強をする。我々はチームとして底上げができるようにね」と話した。ランニング量が増え、厳しくなると予告した来春キャンプにも「厳しくなる以上はメニューも変わる。何がどう変わるかは言えません」と言及した。現在、オリックスからFA宣言した西とは交渉中。ドラフトでは即戦力として大学、社会人投手を5人指名した。ただ、今いるメンバーの底上げこそが、Vへの近道だと信じている。