西武大石達也投手(30)が早大時代の同僚に刺激を受けた。3日、メットライフドームで契約更改交渉を行い、130万円ダウンの年俸1170万円でサインした。

今季は4月に1試合だけ投げた後、2軍降格。6月に再昇格したが、7月に再び降格。そのまま昇格することなく、計10試合にとどまった。「ここ数年と比べても、結果が一番でなかった。ふがいないシーズンだった」と率直に振り返った。

早大で一緒だった福井が、広島から楽天へトレードとなった。日本ハム斎藤とあわせ、「3人とも思うような成績が残せていない。僕も含め、3人、やらないと。頑張りたい」と決意を新たにした。

チームは優勝したが、その輪に入れず「悔しいのもあるし、優勝した実感がないです。(自分とは)関係ないというか。そこまで喜べなかった」と正直に打ち明けた。

来季へ向け、「もう1度、直球とフォークのキレ、精度を上げたい。(自身の)結果がついて、優勝が一番うれしい。来年は、そうしたい」と意気込んだ。(金額は推定)