巨人長野久義外野手(33)高田萌生投手(20)が5日、球団の社会貢献活動「G hands」の一環で、7月の西日本豪雨で被害を受けた岡山・倉敷市真備町の薗小学校、川辺小学校、みその仮設団地を訪問した。

岡山の新見市出身で創志学園から入団した2年目右腕の高田は川辺小の児童と給食をともにし、キャッチボールを実演するなど交流を深めた。「心配だったので、現地に来て交流できてよかった。実際に現場を見て、被害の大きさが分かりました。こうして応援してもらえる人たちがいるので、復興につながるいいニュースを届けられるように頑張りたい」と来季の躍進を誓った。

長野は体育館で素振りを披露。バットが風を切る音の大きさに児童は驚きの声を上げていた。4日の熊本に続いて被災地を訪問し「子どもたちが元気でよかった。まだまだ大変な思いをされている方々がたくさんいるので、こういった活動でもっと現状を知ってくれたら」と話した。

また、大城卓三捕手(25)吉川尚輝内野手(23)が同町の二万小学校、箭田小学校を、立岡宗一郎外野手(28)山本泰寛内野手(25)が同町の岡田小学校、呉妹小学校を訪問した。