中部運動記者クラブ・プロ野球分科会総会が13日、名古屋市のメルパルク名古屋で行われた。年間最優秀選手として中日平田良介外野手が表彰された。

平田はプロ入り13年目の今季、最多の138試合に出場し、リーグ3位の打率3割2分9厘の成績を残した。OPS(出塁率+長打率)はキャリアハイの8割6分6厘。守備率も9割9分6厘と安定し、リーグ最多の補殺9も記録した。ゴールデングラブ賞も初受賞。8月16日のDeNA戦(ナゴヤドーム)では、史上68人目となるサイクル安打も達成した。

記念の特製写真パネルを贈呈された平田は終始、笑顔。「今年の成績に満足せず、来年は今年以上の成績を残します」と抱負を語った。