西武はプロ野球史上初めてリーグ最多失点、最低防御率、最多失策で優勝した。リーグ最低防御率のVは01年近鉄に次いで2度目だったが、近鉄は翌年も最低防御率で、02年はV逸。やはり投手陣を立て直さないと、連覇は難しい。

打線は満塁で打率3割3分1厘、8本塁打と強かったが、投手も満塁でよく打たれた。満塁では被打率3割2分4厘、8被本塁打で、西武が満塁弾を8本も浴びたのは初めてだ。西武の被本塁打の内訳はソロ69本、2ラン53本、3ラン18本、満塁8本と、走者を置いて打たれた本塁打が両リーグ最多の79本あった。