ソフトバンクが福岡移転後初のリーグ3連覇を達成した。優勝マジック「2」で迎え、オリックス3戦目で勝利。今季最長の9連勝を決め、2位西武が敗れたため、球団60年ぶりの快挙となった。
今年のオフ。大きな問題に直面していた。倉野信次投手コーチ(52)が「正直めちゃくちゃ痛いです」。2年連続最多勝を獲得した有原航平投手(34)がFAで古巣の日本ハムに移籍。24年は182回2/3、25年は175回を消化した絶対的右腕が抜け、有原の穴埋めが開幕前の大きな課題でもあった。
それでも倉野投手コーチは「今いる選手がどれだけ成長してくれるのか。期待しかないですし、束で有原の穴を埋める」イメーシも描いていた。実際に高卒3年目の前田悠伍投手(21)が開幕12連勝の大ブレーク。大津亮介投手(27)は11勝、松本晴投手(25)も10勝とともにキャリア初めての2桁勝利をマークした。現役ドラフトで加入2年目の上茶谷大河投手(30)は先発と中継ぎで8勝を挙げ、上沢直之投手(32)も8勝と続いた。エース流出の不安は杞憂(きゆう)に終わった。
さらに昨季12勝をマークしたリバン・モイネロ投手(30)は夏場に1軍復帰。コンディション不良の影響でシーズン序盤は出遅れるも、復帰後6戦5勝の活躍を見せた。また、同13勝で最高勝率のタイトルを獲得した大関友久投手(28)は不調で今季3勝にとどまるも、前田悠、大津、松本晴ら新戦力が台頭し、盤石な先発布陣を築き上げた。



