阪神岩貞祐太投手(27)が27日、熊本市内で行われた熊本地震復興支援の野球教室に参加した。ふるさとの熊本で地震が起きた16年から、野球教室を行うなど支援を続け、今年で3年目。昨季から1勝につき10万円、1奪三振につき軟式球1ダースの寄付を行っている。

「集まってくれてありがとうございます。交流するのを楽しみに、大阪から帰ってきました」と開会のあいさつ。集まった4チームを代表する子どもたちとノックを受けたり、1打席対決を行うなど触れ合った。野球教室の最後には硬式球を使って本格的なキャッチボールを見せると、子どもたちからは「おーっ!」と大きな歓声。「(1打席対決で)また来年抑えられるように頑張るので、対決よろしくお願いします」と再訪を誓った。

その後、益城町役場で今季7勝の70万円のうち50万円を手渡した。残りの20万円は熊本市内の公民館の改修費に充てられる。益城町役場はまだ仮設の庁舎で、近くには仮設住宅も多く並ぶ。西村博則町長との会談の中で、岩貞は「(益城町には)親族が多く、被災したとき一番被害にあった。何らかの形で支援できればと思っていました」と改めて復興支援への思いを口にした。

今夏は熊本で行われたマイナビオールスターに出場し、凱旋(がいせん)登板した。来季はこれまで以上の活躍で、ふるさとの復興を力強く後押しするつもりだ。