オリックス西村徳文監督(59)が10日、春季キャンプで実戦を最大13試合行うプランを明かした。大阪市の球団施設でスタッフ会議を開き、紅白戦6試合、対外試合7試合の予定を確認。昨年より4試合多く、近年のキャンプを見ても異例の多さで「ファームの選手もそこで結果を出せば、そのまま1軍に合流させることになると思う」と若手の奮起を促した。

今オフは金子、西、中島が移籍。小谷野、佐藤達といったベテランが引退した。西村監督は「若手をどうやって伸ばすことができるのかっていうのが今年1年のチームの課題になってくる」と改めて方針を示した。この日は同施設で行われている新人合同自主トレを初視察。「1年目からどんどんアピールして、自分が1番だと、そういう気持ちでやってくれ」と激励。新戦力も加わり、激しいチーム内での競争が始まる。