ヤクルトの新外国人アルバート・スアレス投手(29=ダイヤモンドバックス3A)が、ブルペンで“ギャップ”を見せた。

190センチ、106キロの体格から、繊細なボールを繰り出した。テークバックの小さいフォームから豪快に腕を振るが、巧みな指先を持つ。「まだ70%」と言いながら、ツーシーム、カットボールを投げて首脳陣をうならせた。小川監督は「動くボールを操っていて、器用さがある」と期待していた。

先発候補に挙げられるスアレスは1月中からブルペンに入っており、調整は順調。キャンプではさっそくバレンティンと和食を食べに行くなど、コミュニケーションを積極的にとっている。「みんないい感じで迎えてくれて、とてもフレンドリー。みんなナイス」とチームに溶け込んでいる。