高卒ドラ1コンビがアベックアーチで猛アピール! ロッテが9日、沖縄・石垣島で行った台湾ラミゴとの練習試合で17年ドラフト1位安田尚憲内野手(19)と15年1位の平沢大河内野手(21)がともに本塁打を放った。対外試合デビューした18年1位藤原恭大外野手(18=大阪桐蔭)に刺激を受け、定位置取りを狙う。甲子園で輝いたスター野手3人が、ロッテの未来を変える。

<ロッテのポジション争い>

三塁は日本ハムから移籍のレアードが有力。井口監督はチームの課題の1つに長打力を挙げており、実績的にはNPB通算131本塁打の助っ人が1歩リードする。昨季、同ポジションで全試合に出場した鈴木も今キャンプでは三塁での練習のみで定位置確保に燃えている。安田は、課題の確実性も上げることが不可欠になりそうだ。遊撃は、昨年全試合出場した藤岡が右膝を痛めて2軍調整中。平沢はこの日アピールした打撃と守備の両面での成長が望まれる。外野は角中、荻野は当確。残り1枠を岡、菅野、加藤、ルーキー藤原が争う。