ソフトバンク工藤公康監督が18日、開幕で対戦する西武の開幕投手に決まった多和田に言及した。

キャンプ休日でゴルフをするなどリフレッシュした指揮官は「多和田君は重心が低くて、ボールも長く持ってリリースがいい。いいピッチャーですので(対策を)しっかりと考えます」と話した。

昨季は2度の対戦で1勝1敗ながら、防御率10・95と打ち込んだ。特に開幕の舞台であるヤフオクドームで唯一の対戦となった7月16日は4回途中で11点を奪い圧倒した。数字としては苦にしていない相手だが、気を緩めることなく警戒した。

自軍の開幕投手については千賀、東浜を筆頭候補に2月中に絞り込む方針だ。「1年間、ローテを守ってチームの中心で投げてくれるのが一番」。今後のオープン戦、練習試合などで、昨季最多勝の多和田に対抗する投手を選定する。