プロ8年目の阪神伊藤和が20日、実戦に近い打撃投手を務め、主力相手に力投した。福留を速球で見逃し三振に封じるなど打者と7度対戦で、安打性はわずか1本だった。

矢野燿大監督は「いいと言うてるやん!! 今日もラインを間違えないで投げられる。球の質はいいし、真っすぐでもチェンジアップでも空振りを取れている」と高評価した。

その他の一問一答は以下の通り。

-主力がフリー打撃に登板した

球児はファウルも取っていた。いろいろ球も試しながら投げていた。ブルペンと違って、打者が立つと、多分、力みもあると思う。ドリスも同じ。この時期でというか、初めての実戦に近い登板で、あれぐらい投げられれば、心配はしていないんだけど、安心できるというか。

-伊藤和は球児、ドリスと同組登板。競争の意図も

バレた!? いや、ゴメン、全然ないねん(笑い)。全然なかった。めっちゃ偶然(笑い)。あっちゃー、記事が変わっちゃったな(笑い)。

-チームとして中継ぎ陣は球児、能見と年齢が上がってきている。若い投手が出てきてほしい

確かにね。それはある。守屋も去年も崖っぷちなところからアイツ、はい上がって来ている。守屋にも俺は大いにチャンスがあると思っている。

-近本が西から柵越え

そんな特別な感じはね。これだけ一緒にやってきたら、ある程度打つ、これくらいの力があるだろうなというのは分かっていた。今日もいい形で西の球を打っていたなというのは俺も見ていた。お互いにとって、いい練習になったと思う。