「走塁改革」を掲げるソフトバンクが、ベテランコンビの重盗で得点を挙げた。2回2死一、三塁。一塁走者の35歳松田宣浩内野手がスタートを切った。石原が二塁送球する間に、三塁にいた36歳内川聖一内野手も本塁を狙った。送球を受けた遊撃田中広は意表を突かれたか、ホームに投げることができない。コンビプレーで鮮やかに1点を加えた。

内川は「(本盗は)記憶にないですね。チーム全体がやろうとしている。やれることはやるつもり」。村松外野守備走塁コーチも「あの2人は行く気はあるが、なかなか足が進まない。どんどん足を動かしてほしい。相手にも、走って来る意識をつけられれば」と手応え。全員で足を使う野球で19年シーズンに挑む。