広島ドラフト1位の小園海斗内野手(18=報徳学園)の開幕1軍が24日、内定した。この日でオープン戦全日程が終了。

1軍野手陣は26日から本番を想定したナイター練習を行うが、2軍行きのメンバーは26日からのウエスタン・リーグ中日戦(ナゴヤ)に向かう。小園は2軍組に入っておらず、開幕を1軍で迎えることが確実となった。

当初は宮崎・日南キャンプで1軍の雰囲気を経験した後、ファームでじっくり育てられる予定だった。しかし攻守で頭角を現し、首脳陣の評価も変化した。3日西武戦(長崎)で武隈からプロ1号、21日ヤクルト戦(神宮)で石山から2号を放ち、打撃も1軍レベルであることを証明した。オープン戦は打率2割3分1厘、2本塁打、3打点。「早かったです。たいした結果ではないけど出場させてもらえた」と話した。球団の高卒新人では00年苫米地鉄人以来の開幕1軍が、まもなく正式発表される。