ヤクルト坂口智隆外野手(34)が1日、出場選手登録を抹消された。

3月31日の阪神3回戦(京セラドーム大阪)の8回の打席で左手親指付近に死球を受け、トレーナーに付き添われながら交代。直後に、病院で検査を受けていた。この日は、患部にギプスをしてクラブハウスを訪れた。オープン戦では脇腹に送球を受け、さらに自打球が目に当たっており「(当たることが)多いね」と話すにとどめた。

昨季から一塁手に挑戦。打線でも主に1番打者として139試合に出場し打率3割1分7厘と強力打線をけん引する役割を担っていただけに、チームにとっては大きな痛手だ。球団関係者は復帰時期について「ちょっとかかりそう。開幕早々で、痛い」と明かした。