阪神糸井嘉男外野手が中押し適時打を含む5打席4出塁で勝利に貢献した。

3回の第2打席ではバリオスから右太もも裏に死球。143キロが直撃し、顔をゆがめながらのチャンスメークで先制点を呼んだ。3点リードの6回第4打席では、井納のフォークに食らいつき、ボテボテながら前進守備の三遊間を破るタイムリーで加点した。矢野監督は「嘉男はラッキー(ヒット)だけど、ラッキーも含めてノッていける部分もある」と笑顔。糸井は「今オレはここが痛いんだよ」と右太もも裏をさすって苦笑いだった。