日本ハム先発の有原航平投手(26)が序盤から打線につかまった。

2回無死一塁から、ブラッシュに右翼席へ先制の2ランを浴びるなど4回までに3失点。味方の援護を受け同点で迎えた直後の5回には、先頭茂木に右翼席中段へと運ばれる勝ち越しのソロ本塁打を許すと、6回2死二塁ではまたしても茂木に中前への適時打を献上した。

6回を投げ98球9安打5失点(自責4)、リーグトップとなる6勝目を狙ったが、白星とはならなかった。「相手に先に点を取られてしまったことや、同点に追いついてもらった後にも点を許してしまったことで、試合の流れを持ってくるようなピッチングができませんでした。味方打線に同点にしてもらったにもかかわらず、早いイニングで降板してしまい、チームに申し訳ない気持ちです」と話した。