まさに“ブラック・サンデー”だ。オリックスがヤクルトに敗れ、今季、日曜は1分を挟んで白星なしの10連敗となった。

1回に1点を先取したが、先発K-鈴木がすぐに同点とされ、3回には2点を奪われ勝ち越された。それでも5回にロメロの適時打などで同点。その裏のヤクルトの攻撃では2番手に左腕海田を送り、2死を取ると山田哲に右の比嘉を投入する手堅い継投で反撃を許さなかった。だが、6回に4番手小林が村上に勝ち越し2ランを浴びるなど、この回4失点。西村監督も「継投のところですね。抑えてくれると信頼して出しているが…」と悔しがった。

今季初の4連勝も逃し、借金は10に逆戻り。日曜の負け越し分が、そのままチームの借金になっている。指揮官は「なんとかしないといけない」と毎週同じような渋い表情を作った。