西武秋山翔吾外野手が、令和初の月間MVPを獲得した。5月度「大樹生命月間MVP賞」を受賞。17年7月度以来約2年ぶり4度目となった。打率2割前半だった3、4月から元号が変わると一気に爆発。5月は打率4割2厘で安打数も、自身3度目の月間40安打をマークし、パ・リーグではイチローにならぶ最多タイ記録となった。

急上昇の理由を秋山は「時代が変わったからじゃないですか。4月が4月だったので、5月なんとかしっかりやりたいと思って。それが積み重なった結果が(5月の)記録になりました」と話した。

開幕当初の3番から1番に戻した打順変更が、契機の1つとなった。「自分も3番に入って、それで結果がでなかったり、モヤモヤしている部分が多かった」。6月に入っても、月間打率は4割をキープ(9日終了時点)しており「5月が良い状態というよりは、最後の方も含めて打てたのを続けていけているので。そこまで(6月になったことを)気にしないでいけてるのかなと思います」と、交流戦もペースは衰えずチームのためのヒットを狙う。