広島の自力優勝の可能性が消えた。中盤まで野村祐輔投手(30)が好投したが、終盤は救援陣が立て続けに失点して大差をつけられた。
緒方孝市監督(50)の談話は以下の通り。
-7回に失点
緒方監督 もう少し(野村に)粘ってほしかった。
-中継ぎ陣に不安があった
緒方監督 不安というか、この9連戦、かなり投げさせたからね。(野村は)粘って投げてくれてたんでね。もう1アウト、もう1アウトというところで…。3巡目…4巡目でつかまった。
-菅野がよかった
緒方監督 最近のできがいいのはわかっていた。何とかカウント球から勝負しにいって、追い込まれた中では粘って粘って…。チャンスはつくったが、簡単に点を取れる投手じゃない。1点1点というところで、何とか後半勝負に持ち込みたかった。
-坂倉を3番に抜てき
緒方監督 打撃内容はずっといいしね。率こそは残してないけど、いろんな経験も積ませながら彼には期待している部分も大きい。
-バティスタ、メヒアをスタメンから外した
緒方監督 今の状態じゃダメでしょう。今日の投手(菅野)の球筋はなかなか打てないでしょう。立ってるだけの怖さだけじゃ点は取れない。
-自力Vの可能性が消えた
緒方監督 9連戦が終わったんでね。選手はまた、コンディションを整えながら…。明日は(台風10号の影響で)移動ができないんで、金曜からの試合が移動を含めてたいへんになるんだけどね。
-戦いは続く
緒方監督 1戦1戦戦って、勝ちという結果をつなげていけば、またそれ(自力優勝の可能性)も復活する。