西武の山賊打線が宿敵・千賀を打ち崩した。2回に栗山の初安打から始まった。3連打で先制点を奪うと、源田が右翼線2点適時二塁打。

さらに中村が左前適時打を放ち、とどめはこの回2打席目の栗山が7号3ランを運んだ。一挙9得点の猛攻。千賀から今季16イニング目で初得点を奪うと3回で降板させた。

6回には中村がだめ押しとなる22号2ランを放つなど、13安打で球団15年ぶりの9試合連続2桁安打を記録した。火付け役となった栗山は「何とかバットに当たらへんかなと思った。ラッキーパンチが出てよかった」と1年ぶりの猛打賞で4打点の活躍。ソフトバンクの独走を止め、4ゲーム差で2位をキープした。