近鉄に在籍し伝説的な本塁打を量産した元名助っ人選手ラルフ・ブライアント氏(58)が26日、大阪市北区の日刊スポーツ西日本本社を訪れた。

数年前から造園師へという異色の転身を果たしたブライアント氏は現在、米国アトランタで悠々自適の生活を送る。89年には49本塁打を放ち、近鉄の優勝に貢献したブライアント氏は、チームメートはもちろん、し烈な戦いを繰り広げた西武ナインたちへの思いもひとしお。とりわけ印象深いのは、抜群のコントロールを持っていた郭泰源投手だという。

「できればまた、近鉄-西武のOB戦でもやってみたいね。ファンにまた、私のスイングも見てほしい。でももう、ホームランは打てないよ」と白い歯を見せた。

今回の来日は、JRFPA(日本プロ野球外国人OB選手会)の招きによるもの。24日には、元は川崎球場だった富士通スタジアムでトークショーを行った。また25日には京セラドーム大阪でのオリックス-日本ハム戦試合前に始球式に登場。その後球場内でファンミーティングに参加するなど、ファンとの交流を楽しんでいる。

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