8回表の西武攻撃中に日没コールドで試合が終わった。

照明のない釧路市民球場で午後1時1分から試合が始まったが、この日は午前中から曇り空。試合開始ごろから雨がぽつりと降り出し、回が進むごとに暗さが増していった。

6回終了時には審判団が集まって試合続行の可否について協議。その後も協議した結果、8回表に西武森が18号ソロを打った直後に、日没コールドが決まった。

88年入局の森球審にとっても初めての出来事だった。「だいぶ暗くなってきたので。ここが限界かなと。(決め手は)選手の動きも含めた全体像ですね。僕は初めて。(判断は)難しかったです」と説明した。最近のプロ野球では99年6月20日のオリックス-近鉄戦(札幌円山)が日没コールドとなっている。