CSもフル回転のリリーフ陣にピンチ!? 夫人の出産で米国へ帰国中の阪神ピアース・ジョンソン投手(28)が、CSファイナルステージでの再合流も厳しい見込みとなった。

8日の投手指名練習に参加した福原投手コーチは「どういう状況になるか、まだ分からないところ。(CSはジョンソン抜きも)そう考えておいたほうが、いいのかなと思います」と話した。

レギュラーシーズン終盤戦から、リリーフ陣は獅子奮迅の活躍を見せている。ファーストステージ初戦では、先発の西が左足に打球を受けて初回で緊急降板。ガルシアが3イニングを投げるなど、計8投手でつないだ。積極的な継投で見事に勝ち抜いたが、岩崎、ドリスは3連投。ほとんどのリリーフが2試合ずつに登板しており、疲れがたまっていないとはいえない。

現時点で再来日のめどは立っていないが、日本シリーズに進めば間に合う可能性もある。ジョンソンは今季58試合に登板し、防御率1・38と抜群の安定感で勝利に貢献してきた。頼もしい助っ人が戻るまで、チーム一丸で勝ち進むしかない。【磯綾乃】