巨人が、丸佳浩外野手(30)と岡本和真内野手(23)の「マルオカ」コンビのアベック弾で2点を先制した。

まずは3番丸。1回2死、フルカウントから阪神望月の真ん中152キロ直球を捉えた。打った瞬間、ゆったりと歩き出すほど完璧な当たりはバックスクリーン左へ飛び込む1号先制ソロとなった。「追い込まれて、外の真っすぐをしっかり打ち返すことができた。クライマックスシリーズは先制することが大事なので、先に点がとれて良かった」と昨季まで3連覇した広島時代の経験を結果につなげた。

続く4番岡本も、フルカウントから真ん中へ甘く入ったフォークボールを逃さなかった。左翼席への1号ソロで追加点を生み出し、主導権をつかんだ。