巨人岡本和真内野手が3安打4打点の活躍も、チームは競り負けた。1点を追う3回1死満塁、阪神ガルシアの直球をはじき返し、中堅フェンス最上部直撃の2点適時二塁打。2点を追う5回無死一塁では、ドリスの直球を中堅バックスクリーン左へ。2打席目の打ち直しのような今CS2本目となる特大2ランで気を吐いたが、試合後は「負けたら意味がないです」と唇をかんだ。

「CS男」と化した。昨年は計18打数1安打と不振に苦しんだが、今年は初戦で丸との2者連続本塁打を含む2安打で勝利に貢献。第2戦もリードを広げる適時打を放った。3戦で打率5割8分3厘、2本塁打、6打点と大暴れで、CSのMVP候補にも挙がる。「やることやって、チームが勝てればそれでいいです」と第4戦に視線を向けた。【久保賢吾】