日本が1死も奪えずに先制を許した。

先発は山口俊。1回、先頭打者の李政厚に全て球が上ずり、3球連続でボール。カウント3-0から2球ストライクを投じてフルカウントにするが、内角低めにフォークを引っかけて四球を与える。2番金河成へも制球が安定せず、カウント1-2からの4球目、甘く入った137キロフォークをすくい上げられ左翼スタンドへと先制2ランたたき込まれた。

わずか10球で2点を奪われると、2死から5番金賢洙にもカウント3-1から真ん中寄りに入った146キロ直球を完璧にはじき返され、右翼スタンドへと放り込まれた。この回2本塁打を浴び、初回から3点を追う展開となった。