オリックス増井浩俊投手(35)が13日、大阪・舞洲の球団施設で自主トレを公開した。

この日はダッシュやネットスローなどを行い「(3月20日の)開幕までにベストの状態に持ってこれれば。(早めの開幕で)キャンプに入ってから、いつもよりは早めに仕上げていこうかなと思います」と今後の見通しを語った。2月の春季キャンプ中で実戦に登板する可能性があるかと報道陣から問われると「仕上げようと思えば準備もできる。立場的に競争していかないといけない立場。やり返したい」と表情を引き締めた。

19年は53試合に登板して防御率は4・83と納得のいかない成績だった。1勝4敗18セーブをマークしたが「昨年はダメだったので。攻めの気持ちを持っていく」と宣言。現在の通算セーブ数は163セーブで、200セーブまで残り37セーブ。「一番いいイメージはクローザーに開幕から。(200セーブは)シーズンを終えたときに達成できているの一番いいイメージですね」。今年6月に36歳を迎える「年男」のリリーバーは頼もしく語った。