阪神糸原健斗内野手(27)が19日、神奈川・川崎市の「ENEOSとどろきグラウンド」で自主トレを公開した。古巣のJX-ENEOSで今月8日から汗を流す。この日はトレーニングにランニング、バッティングと約4時間にわたり、みっちり動いた。

昨年12月は毎年恒例となっている広島市内のジム「アスリート」で強化トレーニングを行った。現在は「自分の体重をしっかりコントロールできるように」とスピード系のトレーニングに取り組んでいる。

主将2年目を迎える今年。「右も左も分からなかった」という昨年から精神的に一回り大きくなった。「やらされてる立場じゃなくて、自分が引っ張っていこうという思いをしっかり頭において、引っ張っていけたら」と意気込む。目指すのはもちろん優勝の2文字。「チームのためにチームのことを第一に考えてやっていきたいなと思います」。27歳の主将がチームをけん引する。