昨年12月に学生野球資格回復研修を受けたイチロー氏(46=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)が7日、資格回復を認められた。都内で開かれた日本学生野球協会による学生野球資格回復審査委員会で認められた。8日以降、各都道府県高野連や各大学連盟に登録すれば、高校生や大学生を指導できる。

従来、所属球団を退団することが資格回復の条件だが、同氏はマリナーズに所属したまま回復が認められた。アマチュア選手のスカウト活動をしておらず、球団勤務も常態化していないという2点が確認されたことに加え、球界への多大な貢献も考慮された。マリナーズの業務から離れるオフ期間を日本学生野球協会に連絡した上で、その期間は指導できることとなった。