ヤクルトの球団マスコットつば九郎が14日、1軍キャンプ地の沖縄・浦添市の市“鳥”に就任した。

浦添市役所で、就任会見が行われた。14日と15日、市内の保育所の訪問や企業訪問、イベントなどに出席する。

浦添市の特産品「うらそえ織」のオリジナルかりゆしウエアで登場したつば九郎。松本哲治市長から委嘱状を交付され、名札とたすきもかけてもらうと、誇らしげな表情を見せた。

松本市長からは「私が休暇に入るので、臨時の市“鳥”として、お願いしようと思っています。緊急事態があれば、すぐに連絡してつば九郎さんの判断をあおいでほしい。市政を2日間、しっかりよろしくお願いします」と託された。

つば九郎は「どんなときも せいいっぱい がんばる」。「せかいに ひとりだけの しちょうです」と世間を騒がせている歌手の有名な曲の歌詞をもじって意気込んだ。横で見ていた松本市長は「ぎりぎりのところを、攻めていますね」と苦笑い。

止まらないつば九郎は「さくらを みるかいに よばれましたか?」と質問。松本市長は「浦添にも桜がありますので、浦添で開催しましょう」とつば九郎に呼びかけた。

チームの今季の目標には「くらいまっくすにでて にほんいち」を掲げた。最後は松本市長とがっちり握手をかわし、市“鳥”として2日間市民のために働くことを誓った。