#開幕を待つファンへ。新型コロナウイルスの影響で開幕延期となったプロ野球。もし予定通りに開幕を迎えていたら、各球団どんな先発ローテだったのか。担当記者が現状と今後のポイントを整理。期待をパンパンに膨らませ、球場で声をからす日を迎えたい!

開幕投手最有力の左腕エース今永が、安定感で頭一つ抜けている状況。同じ左腕の浜口も当確。選手会長を務める石田、侍ジャパン稲葉監督が代表候補の一角に名を挙げた変則右腕の平良も有力候補となる。残り2枠に対し、昨季7勝を挙げた右腕の上茶谷、ドラフト2位左腕の坂本が直近のオープン戦で好投し、アピールに成功した。

新外国人ピープルズも好調を維持するが、セットアッパー候補エスコバーの右膝の状態や、野手を含めた外国人枠の兼ね合いにより微妙な状況となっている。

ほかに高卒3年目左腕の桜井は伸びしろ十分。昨季6勝の右腕大貫もチャンスをうかがう。4月10日以降への開幕延長によりラミレス監督も「2軍も見てみたい」と話しており、京山や実績十分の井納らにも今後のアピールの余地は残されている。【DeNA担当・鈴木正章】