プロ注目左腕のJR東日本・伊藤将司投手(23=国際武道大)が、明治安田生命との東京都企業春季大会1回戦に先発した。

4回にソロ本塁打を浴びたが、7回を4安打1失点3奪三振の好投。「変化球でカウントを取ることができた」と振り返った。昨年から本格的に投げ始めたチェンジアップを有効に使い、打たせてとる投球で要所を締めた。7イニングは今季最長の投球回数。計104球には「球数が多かった」と反省した。

大学4年時はドラフト指名漏れ。社会人2年目を迎え、今年からドラフト指名解禁になるが、目の前の目標に集中する。「緩急を使ったり、投球の幅を広げていきたい。目標はプロに行くというのもあるけど、まずは先発で都市対抗で優勝することだけを考えます」と意気込んだ。