ロッテのドラフト4位右腕・横山陸人投手(18)が「対打者」に向けて準備を進めている。26日、ロッテ浦和球場のブルペンで44球を投げた。

サイドスローからの直球は、最速で140キロ台後半をマークする。ドラフト1位・佐々木朗希投手(18)が目立っているが、横山も専大松戸(千葉)時代は関東屈指の右腕として名高い存在だった。

石垣島キャンプ中の2月13日には、佐々木朗と並んでプロ入り初ブルペンへ。見守った吉井投手コーチが「佐々木の陰に隠れて、みんな見てなかったと思いますけど、横山もすごい球を投げてました」とコメントしたほど、球威には光るものがある。

この日は変化球も全て試し、そのままブルペンでけん制球の練習も行った。順調ならば、来週中には「対打者」の段階に入る見込みだ。