広島床田寛樹投手が29日、39日ぶりとなるマツダスタジアムのマウンドでの投球に困惑した。

普段のブルペンではなく「気分転換です」と実に3月21日の中日との練習試合以来となるマウンドへ。80球を予定していたが、37球で切り上げ「あんまり良くなかったので(途中で)やめました。ブルペンと違って周りの景色が変わってちょっと遠く見えたりした」と頭を悩ませた。

19日から練習が1勤1休となり時間も制限される中、週に1度のペースでブルペン入りしてきた。「ずっとブルペンで投げていたので(マウンドに)慣れていかないといけない。試合が始まればマウンドで投げる。しっかり投げられるようにしたい」と引き締めた。実戦感覚を養うためにも、昨季7勝の左腕は屋外で調整を続けていく模様だ。