巨人は30日、岩隈久志投手(39)が、新型コロナウイルス医療支援として東京都に1000万円を寄付することを発表した。球団を通じて、メッセージ動画も配信される。

「日々、現場の最前線で闘う医療従事者のみなさまのお役に立てればと思い、原監督をはじめ、チームメートの活動に賛同し、寄付させていただきます。1人1人が思いやりや優しさ、感謝の心を持ち、力を合わせて乗り越えていきましょう。頑張ろう東京!」

巨人では24日に原監督、阿部2軍監督、菅野、坂本、丸が1000万円ずつ、総額5000万円を寄付した。球団からはマスク4万枚(医療用マスクKN95=1万枚。サージカルマスク3万枚)環境除菌用クロス(60枚入り)3000パックも寄付された。

また、原監督の「広く呼び掛けよう」との思いを受け、読売新聞社と社会福祉法人「読売光と愛の事業団」が設けた「東京コロナ医療支援基金」は、25日の受け付け開始から30日正午までに809件、総額3091万円の寄付が寄せられた。