広島投手陣がマツダスタジアムの一塁側スタンドで階段ダッシュを実施した。キャッチボールや守備練習などで汗を流した後、全66段を猛スピードで約20本駆け上がった。

ドラフト1位の森下暢仁投手は明大のキャンプ以来の階段ダッシュだったといい「結構きつかったです。(通常のダッシュと)全然違う。下半身がプルプルしています」と苦笑い。当初はグラウンドで短い距離を予定していたが、コンディション担当の三浦トレーナーは「瞬発力を高める目的と、気分転換で景色を変えるためです」と説明した。開幕延期中の練習では初めての試みで、春季キャンプ並みの猛特訓で下半身を徹底的に鍛えていく。