敦賀気比(福井)OBのオリックスの山田修義投手、吉田正尚外野手、山崎颯一郎投手が7日、母校のある福井県敦賀市にサージカルマスク約1万枚を寄贈した。地元企業の福井クラフトの協力を得て、マスクを手配。この日、敦賀気比の東哲平監督らがマスクを敦賀市に届けた。

3人は球団を通じ、コメントを発表。山田は「現在、新型コロナウイルスの影響で医療現場などで働かれている方々のマスクが不足しているということをうかがっておりました。そのような中、母校・敦賀気比OBの方にご協力いただけることになりましたので、今回、母校のある敦賀市のみなさまに寄贈させていただくことになりました」と語った。

吉田正は「全国的にもですが、敦賀市の医療現場などの方々が、マスクが不足している状況の中で働いてくださっているという話をうかがい、今回、高校OBの方にご協力いただき、山田さん、山崎颯一郎とともに敦賀市にマスク1万枚を寄贈させていただくことになりました。新型コロナウイルスの影響で大変な状況の中、医療現場で働いてくださっている方々、またそのご家族のみなさまには本当に感謝の気持ちしかありません。この状況が少しでも早く終息してほしいと思っておりますし、安心して生活できる日が来ることを心から願っております」と、医療従事者への感謝の思いを伝えた。

山崎颯は「現在、新型コロナウイルスの影響により、医療従事者などの方々が大変な状況の中で働いてくださっているとお聞きしています。ぼくたちも微力ではありますが、医療関係者のみなさまのお力になれればと思い、高校の先輩である山田さん、吉田正尚さんとともに敦賀市にマスクを寄贈させていただくことになりました。1日でも早い終息を願っておりますし、医療機関で働いてくださっている方々には感謝の思いを伝えたいと思います」と先輩らと力を合わせ、医療現場に必需品を届ける。