日本ハム中田翔内野手が、おうち時間のマンネリ打破へ模様替えに熱中している。8日、自主トレ先の札幌市内の合宿所からオンライン取材に応じた。外出自粛期間中、大掃除を兼ねて5回ほど部屋のレイアウトを変更。「意外と気分転換になるので結構やっています」と延期が続く開幕へ、モチベーションを保つために試行錯誤している。

大型家具に苦戦しながら、快適な生活空間づくりに励んでいる。リビングと寝室を中心に着手。「テレビを移動させるのも結構、一苦労で」と1度移動させてから「やっぱり、こっちのほうがいいな」と移動を繰り返していると2、3時間は経過しているという。「僕がやるって言ったら、言うことを聞かないって分かってくれている」と妻の協力を得ながら、自宅時間の充実を図っている。

早期開幕を願っている。「とにかく何でもいいから、早くやりたいなと思いはある」と無観客や、ベンチでのマスク着用も覚悟している。「やらないと、本当に先が見えない気持ちもある。選手はみんな早くやりたい気持ちでいると思う」としながら「簡単に僕らがやりたいから早くやろうよって話でもないし。難しいところですね」。複雑な思いを胸に、コロナ禍以前の日常が戻ることを切望している。【田中彩友美】