阪神秋山拓巳投手が8日、甲子園での自主練習参加後にオンライン取材に応じ、同期原口文仁捕手への思いを改めて話した。

原口が大腸がんを克服し2軍戦で実戦復帰した日から、この日でちょうど1年。「ずっと入団した時から人より努力する選手だったんで、がんって聞いた時はびっくりしましたけど、そんな心配する必要もないぐらい、すごく前向きに練習をずっとしていた」。10年入団の同期で2人だけが高卒選手。10年以上の思い出を共有し、特別な思いがある。

昨季挙げた4勝のうち、原口と2試合で先発バッテリーを組んだが、甲子園での勝利はなかった。今年こそ2人でお立ち台に-。捕手である原口を「一個人というよりもチーム全体とかピッチャー全体を考えないといけない立場にあると思う」と考えながらも「僕は僕で、その気持ちは持ち続けながらやりたいなと思ってます」。自身の思いは隠さずに力を込めた。

先月26日は29歳の誕生日だった。プロ11年目、20代最後の年は「プロ入って10年間まだ優勝の経験が無いので。優勝する、はい」と意気込む。同学年には梅野、岩貞、岩崎らチームの主力選手も多い。「同級生も多いし、チームスポーツですけど、みんなに負けない気持ち持ってしっかりやりたいと思います」。チームの勝利へ力を合わせながら、切磋琢磨(せっさたくま)する。【磯綾乃】