巨人原辰徳監督(62)が、今季初めて本拠地に集まったファンの前で挙げた1勝を喜んだ。

「より新鮮で、ありがたいですね。久しぶりの東京ドームということも、そして今日からファンの方が入られるということで、格別な気持ちで今日は選手も戦ったと思います」

坂本の5号同点ソロ、岡本の12号勝ち越しソロと、主将と4番の本塁打で競り勝った。

「このところ勇人もよくなってきてますし、岡本はやっぱり安定感ありますね。大事な時に非常に価値ある一打を打ってくれる。そういうところは良かったと思いますね」と評価した。

先発菅野が7回2失点で粘り、勝利を呼び込んだ。指揮官は「今日はちょっとフォークボールの精度というんですかね。早めにワンバウンドになったところに、相手バッターにやや狙い球を絞られやすかったのかなという感じはあるんですが」と指摘。それでも試合中に修正し「調子そのものは非常にいい状態でやってくれていると思います」と評した。

これで両リーグ通じて20勝に一番乗り。「明日もまたファンのみなさんの前でプレーができることが大きな力となって、必ず選手は頑張ってくれると思います」と約束した。